top of page
箱根おんがくの森とは
花に鳴く鶯
水にすむ蛙の声を聞けば
生きとし生けるもの
いづれか歌をよまざりける
古今和歌集の仮名序にあるこの一節は「歌を詠まない生きものはない」という内容です。音楽とは、必ずしも楽器で演奏されたもの、スピーカーやイヤフォンから流れてくるもの、あるいは楽譜に書いてあるものだけではありません。何が音楽で、それがどのようなかたちをしているのか、それを判断するのは私たち自身です。
作り手と受け手、音楽と音楽でないもの、日常と非日常、そして人間と自然の境界が曖昧になる。わたしたちが目指すのは、それらすべてを包摂するおんがくの体験です。
箱根にひろがる、おんがくの森に、入り込んでみませんか。
アートディレクター 布施砂丘彦
開催概要